それは夢のような出来事でした
誰も信じてはくれないでしょう
あの日あの場所にいた人だけの秘密になるでしょう
黄金色の草が薙ぐ丘の上
琥珀色の雲が流れる空の下
鳥と虫の声だけが仄かに響く
夕日の出入口
星の出入口
月の出入口
それぞれが元いた各自の世界へ散っていく
もう明日からはこうして一日が終わることなど無いだろう
それは夢のような出来事でした
誰も信じてはくれないでしょう
あの日あの場所にいた人だけの秘密になるでしょう
黄金色の草が薙ぐ丘の上
琥珀色の雲が流れる空の下
鳥と虫の声だけが仄かに響く
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