ずっと金木犀

ずっと金木犀

「ものすごく帰りたくなる時があるんだ。
どこへなのかは分からないけど。」

「『故郷』を思い出す前兆が出たかあ…。」

10時の鐘が鳴る。
イルミネーションが消え、2人は星明かりが頼りの公園で置き去りにされた。

どこか遠くで、汽笛のような音が響いた。
出発の合図なのか到着の合図なのかは分からない。

彼の知らない彼女と、
彼女の知らない彼が、
近い未来に『故郷』ですれ違う。


思い出せなかった言葉にいつか、
私は追いつけるだろうか。

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2014.02.26 03:08
続き全裸待機してるな

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