携帯日記

とある友人のこと
チョーーーーーーーーーー昔話

髪の毛なくなるのが怖い絶対に嫌だという友人がいた

例え禿げても
若いから後から生えるだろとか
帽子でかくせるだろとか
そういうのも怖いと
心底嫌だという人だった


ある日その人は
髪の毛を全て失うことになる
髪の毛どころか眉毛もまつげも
毛を全て失うことになりました
誰かと接しているときはメチャメチャ明るく振る舞ってるんだけど
時たまひどく悲しそうな空気を出す時がある


一生溶けないクギが刺さったんだと悟った


またある日その人は
自分の胸に刺さったクギに色をつけた
ヅラかぶるの楽しすぎるとか
頭洗う早さ勝負しようぜとか
それはもう楽しそうに語る

一生溶けないクギを味方につけて


本当にすごいと思った
本当につよいと思った


それでもすごく悲しそうな空気出すのを見てしまった

なんでこのタイミングでその話をしたのかといいますと
まあお察しください

いっぱい泣いたんだろうなあ
傷だらけになったんだろうなあ

アタイも強くなりたいなあー
って